ホーム 教育CSR情報 教育CSR活動の事例紹介 静電気とコピー機のつながり...

静電気とコピー機のつながりを体験する

373
0
シェア

コニカミノルタホールディングス株式会社

新入社員111名に与えられた課題は、「コピー機を題材に理科と身近な生活とのつながりを伝えること」。実施に向けて半年間、研修と社内検討を経て、静電気を利用したコピーの原理を体験するプログラムを開発しました。技術者、法務や経理、人事など様々な部門に携わる7〜10名のスタッフ構成であることを生かし、実験中は班に1〜2人のスタッフを付けて仕事の話など+αの情報を各人が提供できるようにし、最後には「先輩としてこれからの夢を語る」をテーマになぜ今の仕事を選んだのか、大学ではどのようなことを学んできたのかをクラス全体に向けて話しました。

konicaphoto

<プログラムの流れ(一例)>

【導入】学校やコンビニなどにあるコピー機は液体のインクではなく、「トナー」という粉状のインクが使われています。コピー機で原稿を読み取った後、このトナーで、どのようにしてコピー用紙に原稿を再現しているのでしょうか。

【静電気について学ぼう】そこで活躍するのが静電気です。+(プラス)と−(マイナス)は引き合い、−同士、+同士は反発すること、アースがあれば除電されることが確認できます。この性質を利用するのです。

【コピーへの応用】トナーは−の電気を帯びやすい物質です。まず、一様に−に帯電させた土台を用意します。次に読み取った原稿の通り、絵や文字がある部分だけを除電します。その上にトナーをのせると、−に帯電したところは反発し合い、除電したところにトナーが引き寄せられて付着するのです。その上に紙を載せ+に荷電すると、トナーが紙に引き寄せられコピー原稿ができるのです。

【手動コピーに挑戦】原理どおりにコピーに挑戦してみると、土台に一様に荷電できずむらができたり、塗りの面積が大きな絵はきれいにトナーが乗らなかったりと、実際にやってみると様々な困難に気が付きます。その1つ1つを解決し、技術は進化し続けているのです。

 

konicaphoto02

▲社員が工夫を凝らした教材:模型を使って学ぶ、静電気でトナーを紙に定着させるしくみ

voicekonica
konica2012
(「教育応援」vol.17 2013.03より)
関連記事をもっと読む>>

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here