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教育CSR大賞 2012 実績

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教育CSR大賞は、教育応援プロジェクトに参加する企業の先進的な科学教育活動の中から、学校の先生の投票により「学校で活用したい」、「次世代教育にとくに有効である」と考えるプログラムを選出し、子どもの未来を応援する価値ある活動として表彰する制度です。2012年9月にノミネート企業23社を決定、投票を開始し、2012年12月22日に行われた教育CSRシンポジウムで本年度の教育CSR大賞を決定しました。

教育CSR大賞は、教育応援プロジェクトに参加する100の企業によって支えられています。リバネスではこの参加企業と協同して、毎年150回以上の出前の実験教室の実施を行い、本冊子『教育応援』やサイエンスブリッジNEWSを発行してまいりました。これらの活動を通して企業と学校との連携関係が構築され、多数の先生方からのご協力により、今回の取り組みを成功させることができました。ご協力いただいたみなさまに、心よりお礼申し上げます。

 

king 教育CSR大賞受賞プログラム

カルピス株式会社
身近な製品からいのちの恵みを伝えよう 「乳酸菌スクール」

<コメント:教育現場の視点から>

言葉がやわらかく、板書計画もしっかりしていてとてもわかりやすいプログラムです。身近でかつ興味も高いものを教材にしているので取り組みの意欲が高まります。ただ単に体験的に食べるだけではなく、発酵や乳酸菌など言葉は知っているけど知らないことを体験を通じて知り、乳酸菌も生きているんだ、ということがわかるプログラムであることが良い点です。地域の身近な会社であること、地元の社員が班に1人ずつき、子ども達と一生懸命接していることがとても素晴らしいと思います。

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king-s 出前実験教室(小学生)部門賞
カルピス株式会社

身近な製品からいのちの恵みを伝えよう 「乳酸菌スクール」
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king-s出前実験教室(中高生)部門賞
コニカミノルタホールディングス株式会社
新入社員100名が中高生と手動コピー実験に挑戦!「コピー機のしくみを学ぼう」
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king-sRBE(リサーチベースドエデュケーション)部門賞
敷島製パン株式会社

中高生とともに日本のパン小麦を育てる 自給率200%プロジェクト 「『ゆめちから』栽培研究プログラム」
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king-sRBE(リサーチベースドエデュケーション)部門特別賞
協和発酵キリン株式会社

東北の高校生と地域を発展させる研究に挑戦しよう 「東北バイオ教育プロジェクト」
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king-sイベント募集部門賞
ライフテクノロジーズジャパン株式会社
企業の研究所で、本格研究の魅力を高校生へ 「幹細胞研究に挑戦しよう!」
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king-sイベント募集部門特別賞
富士ゼロックス株式会社
情報社会を乗り切る意識と知恵を!「情報塾」
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king-s教材開発部門賞
川崎重工業株式会社
工作キットで育むものづくりの心 「マイヘリコプターをつくろう!」
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king-s部活動応援部門賞
株式会社ビクセン
空を見上げるきっかけを中高生に!天文部の立ち上げを支援します  「天文部★応援中!」
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ご投票いただいた方、シンポジムにご参加いただいた方、そして講演、ブースにて協力くださった企業の方々に深くお礼申し上げます。

<投票者内訳>

★事前WEB・FAX投票  計1182票

★特別審査票

•文部科学省 国立教育政策研究所 学力調査官 谷口哲也先生

•東京電機大学工学部人間科学系列教授    世良耕一先生

•東京大学大学院医学系研究科助教     本間典子先生

•東京都小学校理科教育研究会副会長    森 富子先生
(渋谷区立猿楽小学校校長)

•千葉県立千葉中学校       佐藤理史先生

•聖光学院中学高等学校      沖田耕一先生

★当日参加者票     計108票

 

教育CSR大賞2012を終えて

企業の教育応援活動は新たな局面へ。学校との連携強化が継続のカギ

 今回、教育CSR大賞で紹介した企業の取り組みに対する教育界からの様々な意見や評価は、企業担当者にとって活動を継続していく上での追い風となりました。また、部活動や研究活動との連携など23の新しい事例に「投票」することで学校の先生にとっても、企業発のプログラムを学校教育へどのように活かすかを考えるきっかけになったのではないでしょうか。 すばらしい活動でも、企業側が与えるだけ、学校側は受けとるだけでは、5年先、10年先を見据えた活動は難しくなってきています。企業と学校による情報交換や連携体制の模索、そして活動を企画する際にはお互いに要望と課題を出し合い、継続可能な活動のかたちにチャレンジし続けることが大切なのではないでしょうか。今、教育界と産業界の連携は始まったばかり。今回受賞したプログラムを行ったどの企業、どの学校にとっても、多くの場合新たな活動であり、前例がありませんでした。しかし、子どもの目の色を変えるプログラムはたくさんあります。通常の理科授業、部活動、課題研究、キャリア教育など様々な活動との連携を先生方にチャレンジいただければと思います。

 

 

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